ウパニシャッド(奥義書)

本質的には私たち個人が継続して霊性を進化させて行くための教えです。ヴェーダが私たちの現世利益的な願望に対する半神たちへの崇拝を強調していて、 宗教的な解脱への展望をほのめかすだけだとするなら、ウパニシャッドの場合は解脱の為に私たちが神に完全に献身できるように、それにはどのようにして俗世の執着を放棄する必要があるかを説明

 


 

主要なウパニシャッド(11種)・・・イーシャー、ケーナ、カタ、プラシュナ、ムンダカ、マンドゥーキヤ、タイッティ リーヤ、アイタレーヤ、 チャーンドーギヤ、ブリハドアーラニヤカ、シュヴェーターシュヴァタラ

 

 

ウパ・ヴェーダ(副ヴェーダ)

ウパニシャッドとは別に、ウパ・ヴェーダ(副ヴェーダ)があります。

アルタ・ヴェーダ(Artha Veda経済学と社会学の科学)←リグ・ヴェーダ

ダヌール・ヴェーダ(Dhanur Veda防衛、 軍事、政治の科学)←ヤジュル・ヴェー

ガンダルヴァ・ヴェーダ(Gandharva Veda音楽、ダンス、歌の芸術)←サーマ・ヴェーダ

アーユル・ヴェーダ(Ayur Veda全人的な医学書)←アタルヴァ・ヴェーダ

 


なおみメモ
山に籠って修行している仙人ではなく、俗世に生きる私たちには、ヴェーダよりもウパニシャッドの方がなじみやすいですね。ウパニシャッドについてはまた有名どころのお話をここにも書いていきたいと思います。

アーユルヴェーダはアタルヴァ・ヴェーダのウパ・ヴェーダになります。

大学の勉強だととにかく用語を覚えたり意味を覚えたりするので精一杯ですが、私自身は、時間を作って何度も復習して自分の中に落とし込んでいきたいと思っています




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4つのヴェーダとは

リグ・ヴェーダ、ヤジュル・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダ、アタルヴァ・ヴェーダ

 

●リグ・ヴェーダ“賞賛のヴェーダ”

10巻の本の中に、1,017の章と1,017の賛歌、 10,522の詩句があります。


このリグ・ヴェーダは、主に即時の物質的願望を成就させるために、ヴェーダの儀式の間に呼び出された神々への賛歌となっています。

このヴェーダの儀式は4人の司祭によって執行されます。

しかし、 通常は希望の結果を生み出すためにマントラを正確に唱えるのはブラーフマナ祭官だけで祭式は執行されます。

この祭礼の場でマントラが資格を持たない人物によって誤って唱えられた場合、望ましい結果は起こらないだけでなく、しばしば望ましくない、または恐ろしい結果が生じるとされています。

 

主な神々について

インドラ(天界と雨の)神、

アグニ(火の) 神

スーリヤ(太陽の)神です。

この太陽神スーリヤは神聖なガヤトリ・マントラで招来されます。

 

聖賢者たちが悟った形而上の智慧を含む神秘的な教本

ヨーガや脊柱の導管やチャクラに関する記述だけでなく、惑星やその軌道に関する情報を記している。

21の詩篇があると言われており、そのうち 2つだけが現存しています。

その内の一つシャーカー(śākhā)詩篇の多くは、そのブラーフマナ部とアーラニヤカ部が現存して利用可能になっています。

初期のヴェーダ時代の王の歴史的記録はほとんどありません。

 

●ヤジュル・ヴェーダ:儀礼のヴェーダ

ヤジュル・ヴェーダは“儀礼のヴェーダ”であり、40章で1975のマントラが含まれており、その多くはリグ・ヴェーダのものと似ており、通常はアドヴァリゥ祭官によって儀式で使用されています。

ヤジュル・ヴェーダは、かつては109の詩篇の知識を有していましたが、現在は7つ詩篇しか見つかっておらず、そのうちの主要な詩篇はヴァージャサネイ(Vājasaneyi)サンヒター部分が主となっています。

2つのサンヒター部があり、

・白ヤジュル・ヴェーダ(ヴァジャサネイ・ サンヒターVajasaneyi Samhita)・・・賛歌や儀礼に関する記述を持つ

・黒ヤジュル・ヴェーダ(タイッティリーヤ・サンヒター Taittiriya Samhita)・・・解説部

祭司 がアシュヴァメーダ(Ashvamedha)とかラージャスヤ(Rajasuya)と呼ばれる秘密の儀礼を執行する時に、使われる部分。祭官が儀礼執行時に唱えられる真言の方式とか儀礼の仕方がそこに含まれている。

 

●サーマ・ヴェーダ:歌曲のヴェーダ “

主にウドゥギータ祭官が様々な儀式で 歌として唱える時に使用されることを意図した1549からなる詩句が含まれています。それらのほとんどは、リグ・ヴェーダから取られており、特定の儀式で利用されるようになっています。

 

サーマ・ヴェーダの元の1000章の内、3つの章はまだ現存しており、カウトゥミヤ (Kauthumiya)とジャイミニーヤ(Jaiminiya)は良く知られています。

 

●アタルヴァ・ヴェーダ:賛歌のヴェーダ

かつては50章までありましたが、今ではシャウナク(Shaunak)詩篇だけが残っています。この中には、20の章中に5977の詩句 が祈りや呪文や真言などタントラ(秘密経典)などで見られる呪詛やヨーロッパでも見られる繰り返しの魔術的呪文も持っている詩句があります。

主に人の現世利益的な願望の成就の為に、敵を倒す呪文や悪や病気を避ける為の祈り、それに供物と犠牲供与や星への祈りの為の宗教的手はずが主な記述となっており、他の部分には少ない記述の神や魂に関する智慧や教示で成り立っています。


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古代インドの宗教的文書



 

 

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サンヒター、ブラーフマナ、アーラーニヤカ、ウパニシャッドについて

各ヴェーダの主要部分はサンヒター(本集)と呼ばれている。

(リグ・ヴェーダ、アタルヴァ・ヴェーダ、サーマ・ヴェーダ、ヤジュル・ヴェーダ)

各ヴェーダが本集に付随する説明部分をブラーフマナ(祭儀書、梵書)といい広義のヴェーダにはこのブラーフマナが含まれている

ブラーフマナには、
狭義のブラーフマナ、
アーラーニヤカ(森林書)、
ウパニシャッド(奥義書)からなる。

 

●サンヒター(Saṃhitā)と呼ばれるヴェーダの冒頭部分では、世界の創造について、誰が命を創造し、誰が自然を創造したかについての疑問に答えています。ヴェーダの思想家たちは、天界の存在と神々とが創造したとしています。従って、サンヒターは主に創造の神々への賛歌集であると言えます。

(マントラにより構成される主要な部分であり、讃歌、祭詞、連祷から成り立っている。)

●ブラーフマナ(brāhmaṇa 祭儀書)と呼ばれるヴェーダの第2の部分には、神々に捧げるマントラとか、礼拝中に適切な食物を供物とすることの説明がなされています。このブラーフマナでは、実に多くの儀礼や儀式の種類が例示されています。これは信仰生活における儀式に関してであり、精巧で異国風であり芝居がかってもいます。しかし、この部分もまた、人間が抱く新たな好奇心に答えるためのものであり、それは、この複雑な儀式を行う生活が不可能だった場合、人々はどのように他の仕方を採用したら良いのかに答えてくれています。

(祭式の手順や神学的意味が記述されている)

●アーラニヤカ(āraṇyaka 森林書)ヴェーダの第3部がアーラーニャカと称されて造られてきました。 このアーランヤとは森林を意味し、アーラニヤカとは森林での生活を意味します。このアーラニヤカでは、神々に瞑想を施す様々な技法が記されています。

(人里離れた森林で語られる秘技である祭式の説明や哲学的な説明が記されている)

●ウパニシャッド(Upaniṣad 奥義書)ヴェーダ聖典の最後の部分です。この部分はヴェーダーンタと呼ばれ、その著者らが達し得た思考が記されています。魂の本質を悟ることが人生を成就することであると理解されています。この真我の悟りに向けて、熟考が必要なのです。そして、熟考とは智慧なのです。ウパニシャッドとは私たちに、この方向性を示してくれているのです。

(聖賢たちの神秘的な体験をもとにした哲学書。ヴェーダ聖典の一部としてのウパニシャッドは明らかに聖書とみなされている)


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